FC2ブログ

つれづれのおと

日々是好日を思いつつ,心にとまったことを綴ります。
2020年06月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2020年08月
TOPミル・キク ≫ 映画「あん」

映画「あん」

茶々・顔ちかっ
茶々・・・顔ちかっ

春一番のあとには寒さが戻るとはいうものの
今朝は雪がちらつく中でのお散歩になりました。
春は近づいたり遠ざかったり,今はまだ気まぐれだけれど
それもまた心くすぐられて,いいのかも。

映画「あん」のアンコール上映を観てきました。
ドリアン助川さんの小説を、樹木希林さん主演で映画化された作品です。
少しだけお話に触れてしまうので
これから観られる方は,スルーしてくださいね。

ずっと世間に出ることを許されず暮らしてきた希林さんが
一度外で働いてみたいと
どら焼き屋さんで「あん」を作るようになります。
小豆の声を聞きながら,それはそれは丁寧に。

お店の前には桜並木。
花を愛で,風に揺れる枝に手をふる希林さん。

「私たちはこの世を見るために,聞くために,生まれてきた。
 この世は,ただそれだけを望んでいた。
 ・・・だとすれば,何かになれなくても,私達には生きる意味があるのよ。」

この言葉を聞いて,ほっとしたんです。
役柄を考えれば,これはとても深い意味のある言葉なんだけれど
自分に向けて勝手に解釈。

少しずつでも,気を張って頑張ろうとしなくても
歩き続けてさえいれば,なるようになるんだよって。
お花を世話して,茶々と過ごして
そんな小さな幸せに囲まれているのも
それはそれでいいんじゃないかなって。

冷え込む夜にソファに寝ころべば
茶々が体をくっつけて離れようとしません。
そうすると,わたしも動く気分にならなくなって
茶々に付き合ってじっとしながら,テレビを見たり本を読んだり。
そのうちに茶々が寝息をたてはじめて
ますます動けなくて夜更かし。

これも親ばかですけどね。
それぐらい愛おしいぬくもり。
たいしたことはできないし,あまりやろうともしていない今日この頃。
これぐらいでも,生きる意味になっているかなぁ。

ほとんどお客さんが入っていない映画館で
そんなことを思いながら
いい映画に出会えたことがうれしかったのでした。
スポンサーサイト



Comment

こんばんは
編集
寒さが戻ってきましたが
陽射しは確実に春へと進んでいることを感じさせてくれますね^^

「生きる」ってほんまに大変やなと何度も思いました
喜びも楽しさもあるのはあるけど
そんなんチョビっとで、しんどいことや辛いことのほうが多いって気がする^^;
やからかな~
散歩したり、季節を愛でたり
猫と触れ合ったりって小さい幸せを集めるようになったん
こうして文字を綴るのも、ちょっとでも何かを伝えたかったんかもしれへんて思います

でもでも、そうしてるんが誰かの目に止まって共感してもらってってなって
それは小さい出来事のようで大きい喜びなんですよね^^
chierrysageさんの綴る文章はわたしの心の琴線に触れて
胸がキュッてなります

良い春が巡ってきますように^^
2016年02月16日(Tue) 21:55
編集
chierrysageさん、ご無沙汰しております。

何かになれなくても、生きる意味がある・・・生きる意味が何なのかわからないまま
何ものにもなれないままの私にも、ほっとできる言葉。
ゆる〜りとした気持ちになれました。
ワンちゃんとのひととき・・・あ〜、いいなぁ。
私も経験してみたい!!!
私がソファで抱っこするのは、クッションです(笑)
2016年02月17日(Wed) 09:28
あっさむさま
編集
今日,仕事を終えて自転車で走っていると,甘い香りがふんわりと。
どこからくるのか,何の香りだかわからないけれど
また新しい花が開いてきたんだなぁと
季節が進んでいることが感じられます。

そのまま走っていると,晩ごはんのにおいにもなったりして
それもまた,ほのぼのいいなあって。
これもまた「生きる」ってことだもの。
たった5分の自転車の道のりにも,小さな幸せ。

あっさむさんのブログでは,いつもほっこりと心を温めてもらっています。
文章も写真も,お料理にねこちゃんに・・・
ステキがたくさん詰まった世界を作られているあっさむさんに
こんなふうに言葉を掛けてもらって,なーんかうれしい♪
2016年02月18日(Thu) 19:53
すいかたべさま
編集
こんばんは。お久しぶりですね。

何ものかにならなきゃと思っていた頃もあったけど
年月を経ていろんな経験を積んでも
うまくできないこともたくさんあって。
何歳になっても自分を肯定できるような自信ももてなくて
そうこうしているうちに人生折り返して下り坂。

だけど,大丈夫。
いいんだよ。

そんなふうに自分に声を掛けてくれているように思えました。
大きなテーマを抱えつつ,映像としては日常の風景を切り取った
どちらかといえば素朴な感じの映画だったけれど
今のわたしにちょうど響く何かがあったんでしょうね。

何でもないことに心がふんわり。
そんなふうに感じることができる自分も,それはそれでいいな。
ワンちゃんも,ほんとにいてくれてありがとうという感じで
赤ちゃんと過ごしていた頃と,心境が似ているような気もします。



2016年02月18日(Thu) 20:32












非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL