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つれづれのおと

日々是好日を思いつつ,心にとまったことを綴ります。
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心があるひと

やけどの植皮手術から,ちょうどひと月が経ちました。

手術そのものは,2時間もかからない
難易度を聞かれれば
たぶん簡単なほうの手術なんだと思います。

ただわたし
閉じた場所や,自由に動けない状態に弱いんです。
麻酔や酸素のマスクなんて,つけるだけでドキドキ。
全身麻酔から覚めた後に3時間
酸素マスクをつけたまま,ベッドから動けないのがこわかった。

拘束がかえって息苦しい気分になって
ぜんぜん進まない時計の針を見続けた時間の長かったこと。
初めは手術もひとりで受けるつもりだったのですが
妹が仕事を休んで付き添ってくれて,助かりました。
もう2度と手術なんてしたくないです。
これも,桜のように散るときは潔くと思った理由の1つ。

そして長男クンは手術日に家に戻ってくれたので
こちらも,かれこれ1ヶ月の滞在になっています。
一人暮らしを始めてから,こんなに一緒に居ることはなかったし
わたしに無理をさせないようにと考えてくれていることがわかるので
素直にうれしい。
中学生の二男クンは,そこまで大人ではないから
わたしが帰った安心と,頼れるおにいの存在に甘えたくなってるのかな。
「おにいばっかりほめて・・・
 ぼくも頑張ってるのに・・・」
と,むくれています。

そんなふたりが,朝
「おかあ!ちょっと来て!」

スズメ

隣家との境のフェンスにはさまっていたスズメを見つけて
助け出し・・・

「この子,飛べるようになるまで
 うちで飼ってあげよー!」

おうちを整え・・・

ネットで調べて水と餌を準備して・・・

子どもたちは,ずっとお世話する気でいたけれど
午後,わたしが出掛けている先に
「おかあ,残念なおしらせ」

フェンスのすき間に落ちたのは
スズメがもう弱っていたからかもしれません。

わたしが家に帰ったときには
土に埋めて新しいお墓が作ってありました。
何年か前に埋めたカブトムシのお墓の隣。
気持ちが込められているから,ずっと作ったときのまま
庭をプチリフォームしたときも,業者さんに
「壊したり踏んだりしないで」とお願いした場所です。

お互いむしゃくしゃイライラして,ケンカしてしまったり
親だからいろんな心配をするあまり
ついつい余計なことを言って,しまったと思ったり
日頃は子どもたちと仲よしばかりではいられないのだけれど。

兄弟で相談しながら,いろいろ動いてるのを見ていたら
ああ,いいなあ・・・って。
この子たちのおかあさんで,うれしいなあ・・・って。

わたしと子どもたち2人の名前には
みんな漢字のどこかの部分に「心」の字があります。
ありきたりだけど
心がある人になってほしいという願いを込めました。

スズメちゃん,最期に2人のおにいちゃんに会えてよかったね。
勝手に人間本意でそう思ってる母です。

お見舞いのブーケ

同じ夕方,ブログを読んでくれている後輩ちゃんから
お見舞いの花束が届きました。
やけどのことは,家族と仕事先以外には
直接伝えないようにしていたのだけれど
こんなふうにさりげなく心配してもらって感激でした。
優しいピンクのお花が部屋にあるだけで
心がふんわりして,元気になります。

小さな幸せを,たくさん感じる毎日です。
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Comment

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2016年08月12日(Fri) 01:31
No title
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おはようございます。

お仕事復帰されたのですね 無理しないようにしてなさって下さいね・・と言っても

仕事に入ればやはり 甘えてられませんしね。


息子さん達 この先も貴女を見守りますから安心して下さい。

スズメのことですが 残念で悲しいです・・・が 貴女のお家を選んだのです。

このお家なら・・と 私はそう思います。


次男さんの 「 おにぃばかりほめて・・・」 うふふふふ

やはり下の子にはそのように思えるのでしょうね 

次男さんと二人きりの時に おっしゃってあげて下さいね。


お1人でこの先息子さん達も独立させねばなりませんが

母親の姿も見て 逞しく成長されることでしょう

この事故で色々不安を感じられたと思いますが

全くのマイナスではないと思います 家族の絆です。


 
名古屋の蒸し暑さは たまりませんが お仕事 家事

ガンバリ過ぎないようになさって下さい。

元 名古屋の住人より・・。

2016年08月12日(Fri) 11:25
鍵コメさま
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コメントありがとうございます。

仕事には戻りましたが,リハビリ程度にやっています。
ちょうどお盆期間となり,人も仕事も多くないので
ぼちぼちと,できることを少しずつ。

「がんばらない」という本がありますが
まさに今のわたしの心境です。
ずっと休養させていただいて
自然と,あれもこれもやらなくちゃと思わなくなり
すーっとラクになっています。

そして,紫陽花の季節の女の子のお話の本。
初めて読んだとき
わたしの思いといろんなタイミングが重なるところもあって
泣きながら一気に読みました。
そして,1年ぶりに読み返してみると
「そんなふうに思いつめていたときもあったなぁ・・・」と
時間が経って心境が変わってきたことにも気付かされました。

わたしにとっては,つらかった頃を振り返りつつ
それがだんだんと過去のことになって
前に向いていることを感じながら読む・・・
そんな本となっています。

読み手の感じ方で,お話は様々な方向に広がりますね。
やっぱりわたしは,本が好きです。
2016年08月14日(Sun) 17:25
プチ・クレソンさま
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仕事に戻って1週間。
まわりの方が助けてくださって
担当の仕事がほとんど手をつけなくても大丈夫なように
進んでいました。
「この夏ぐらいは何も気にしないで,しっかり休んでねー」と
声を掛けていただき
のんびり甘えさせていただいています。

本当にありがたさが身に染みます。
おっしゃるとおり,マイナスばかりではないと感じています。
こう思えるぐらい快復もしてきたんだと思います。

子どもたちのことも,これからまだ山あり谷ありで
一喜一憂の繰り返しだと思いますが
この夏のことを
わたしの体をいたわってくれたこととか
スズメのこととか
悩んだら振り返らなくちゃ。

名古屋の夏は,あいかわらずです。
お盆を過ぎたら和らいでくるといいですけれど。
そちらはいかがですか?
プチ・クレソンさんもご自愛くださいね。
2016年08月14日(Sun) 17:45












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